2024年10月19日土曜日

毛虫が葉を食べたのが原因で桜の花が咲いた?

今時、桜の花がかなりの規模で多数咲いているという。
どこかというと、白山市の手取公園だが、それが全国的に珍しい規模で咲いているようだ。
何で咲いたかというと、これまた不思議に思うのだが、「葉を毛虫が食べたから」と、聞いたことがない原因によるという。

季節外れの時季に咲いた桜。左奥はスズメバチの巣だが、17日撤去された=白山市の手取公園サッカー場で

記事(中日)によれば、白山市湊町の手取公園サッカー場の桜並木に季節外れの花が多数咲いている。花のある木は葉がなく、毛虫による食害が要因とみられる。地元の人によると、ここ数年はこの現象が毎年見られるが、今年は花の数が多いという。
 サッカー場は手取川下流の左岸堤防の下にあり、周辺には多くのソメイヨシノとみられる桜の木が植えられている。中でもサッカー場西側の15本ほどには葉がなく、各木に数十個ずつ咲いている。
 季節外れの開花は、ガの外来種「アメリカシロヒトリ」の幼虫が葉を食い荒らした影響とみられる。桜の花芽は夏場に作られ、冬に備えて葉から休眠ホルモンが出されるが、その供給が止まり、秋に適温になり、花が開いた。強風による落葉と併せ、全国各地で時折見られる現象だが、これほどの規模は珍しい。

葉を食い荒らされた影響で桜の花が咲くということを初めて知ることができた。このことを誰かに話してみたい。

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