記事を読んでいくとエッ!と再び驚いた。生まれてすぐ児童養護施設に入れられたという。
その宗次さんが5年前に、どんなところに生まれたのか行って見たくなったという。そんな記事を読んで宗次さんの人柄に魅力を感じた。
チェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(一宮市)の創業者で、能登町出身の宗次徳二さん(75)が10日、町に1千万円を寄付した。「人生のスタートを切れた場所。能登半島地震を受け、絶対に何かしたかった」と思いを明かした。
昭和23年に同町宇出津に生まれてすぐ、児童養護施設に預けられた宗次さん。昭和53年、壱番屋1号店を愛知県清須市にオープン、店舗を拡大させた。2002年に経営を退き、07年に名古屋市にクラシック音楽専門の宗次ホールを開いた。
宗次さんは5年前、「どんな所で生まれたんだろう」と、久しぶりに宇出津を訪れた。風光明媚(ふうこうめいび)な「第一の故郷」を歩き回り、立ち寄った食堂も気に入った。ただ地震後に再訪すると、公費解体が進んでいく町並みを目の当たりにした。「災害で人生が、生活が一変してしまう」と実感した。
宗次さんは5年前、「どんな所で生まれたんだろう」と、久しぶりに宇出津を訪れた。風光明媚(ふうこうめいび)な「第一の故郷」を歩き回り、立ち寄った食堂も気に入った。ただ地震後に再訪すると、公費解体が進んでいく町並みを目の当たりにした。「災害で人生が、生活が一変してしまう」と実感した。
町役場で寄贈式があり、寄付金1千万円に加え、宗次ホールのスタッフや来場者らが集めた110万円の目録を大森凡世町長に手渡した。「貧困で困窮している方や、子どもさん、お年寄りの方々に使ってほしい」と求め、大森町長は「とても心強い」と応じた。
宗次さんは、「明るい気持ちでこの地で頑張ってほしい」と願い、「今日をスタートに、これからも何か関わっていけたら」と気持ちを新たにしていた。
生まれてすぐ養護施設に入れられ育った宗次さんは、社会人になって大変な努力をされたのだろう。そして生まれて初めて自分の生まれ故郷を70年ぶりに宇出津に訪れられ、震災でどうなっているのか心配されて再訪された。余りの変わりように驚き、寄付したいと思われたのだろう。久しぶりに「いい話」を聞くことができ嬉しい。
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