県職員が東京出張から帰ってきてから熱が出て、医療機関に行ったが治まらず次々と医療機関を変え、3度目の医療機関で陽性反応があったという。
谷本知事がTV会見していた。
記者会見で、県職員の新型肺炎感染について説明する谷本知事=石川県庁 |
関係者によると、男性は金沢市在住の50歳で、県産業創出支援機構に出向中という。現在は同市内の病院に入院しており、容体は安定している。県は感染拡大を防ぐため、男性の濃厚接触者を調べている。
男性は16日に38・3度の発熱やせきなどの症状を訴え、県内の医療機関を受診した。熱が続き、翌17日に県内の別の医療機関で診察を受けた。解熱剤で一時熱は下がったが、再度発熱し、19日にさらに別の医療機関を訪ねた。
20日にも倦怠(けんたい)感があり、県内の別の病院を受診したところ、肺炎と診断された。医師がコロナウイルス感染の可能性があると判断し、感染症の専用外来の診断を受けて入院。21日に金沢市の県保健環境センターで遺伝子検査したところ、同日午後に陽性と判明した。県は男性がどこの医療機関を受診したか明らかにしていない。
男性は2月12~14日に県主催のセミナーのため、東京に出張していた。セミナーには30~40人が参加していたとみられる。
男性の所属や家族構成については、個人を特定するとして公表しなかった。
県は同日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。感染症の入院治療ができる病床を確保するため、5カ所ある感染症の指定医療機関だけでなく、近隣の医療機関に依頼することを確認した。
今月5日、同窓会の幹事4人がある喫茶店に集まりクラス会について協議し、駅前周辺の飲み屋で3月中にクラス会開催を決めた。場所を調べほぼ特定して開催日時を連絡しようとしていた先週末、クルーズ船の感染者が一気に増加したり、全国に感染者が広がっていることもあり、また、新幹線で関東地区からの往来、上海・小松便による往来等を考え、不急の集まりは暫く見合わせようと決断した。そして昨日のこの発表である。
取りやめて本当に良かった!
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