ある新聞に「田舎バックパッカー」という記事があった。初めて聞く言葉だった。で、調べてみようと思い検索してみた。
その結果、バックパッカーとは、低予算で国外を個人旅行する旅行者のこと。バックパック(リュックサック)を背負って移動する者が多いことから、この名が付けられた。日本語では「パッカー」「バッパー」と略すこともある。こうした旅行はまた、自由旅行や低予算旅行とも呼ばれる。
一般的な旅行者との違いとして、世間的な休暇よりも長い期間に亘ること、バックパックを使うこと、移動に公共交通機関を利用すること、高級なホテルではなく、ユースホステルや安宿を利用すること、観光地を見るだけでなく、地元の住人と出会うことにも興味があることなどが挙げられる。
これだけの予備知識を持ったら「車中泊旅の拠点 始動 穴水に長期滞在施設 利用の夫婦2組、楽しく意気投合」という記事が理解できるのだ。
車を旅や生活の拠点にする人が増える中、一週間以上の長期にわたって車中泊できる営業施設が一月、全国で初めて穴水町川尻の古民家に開業した。早速、夫婦二組が施設を拠点に能登地方を巡って半島の魅力に触れたほか、車中泊の良さを広める活動に合同で取り組むことを決めた。
車中泊の魅力を語り合う(右から)菅原拓也さん、矢井田裕左さん・千秋さん、中川生馬さん=穴水町川尻で |
神奈川県から同町に移住し、能登半島を舞台に旅行を考案する中川生馬さん(41)が仕掛け人。「交流人口の拡大や移住するきっかけをつくりたい」と企画した。
埼玉県の菅原拓也さん(28)と恵利さん(33)夫婦が一日から、大阪市の矢井田裕左さん(37)と千秋さん(36)夫婦が七日から訪問。いずれも車中泊を題材にインターネットの記事やホームページを手掛け、収入を得ている。千葉市で昨年開かれた催しで、中川さんも交えて仲良くなり、今回の訪問につながった。日中は主に古民家の居間や外出、夜間は車内で過ごしている。一月末まで滞在する矢井田夫婦は、初めて穴水に足を運び「旬のカキやナマコがおいしくて幸せ。長くいることで、地域の輪に入れて、生活の一部に触れられた」と手応えをつかんだ様子だ。
二組は意気投合し、全国の車中泊できる場所の紹介や、楽しみ方やマナーを伝えるネットの専用サイトの立ち上げを決めた。昨年も穴水を訪れ、今後もしばらく滞在するという菅原拓也さんは「趣味が同じで共感できるところが多く、刺激を受けている」と喜ぶ。
中川さんは「家族になったような雰囲気。いろんな人が集まって何かが生まれる拠点になればと考えていたが、こんなに早くできるとは」と目を丸くした。
神奈川県から移住してきたという中川さんだが、過疎化地域を何とかして活性化したいと強い信念を持って「田舎バックパッカー」という事業を始めた凄い人なのだ。
車中泊する人が増加しつつある中で、そんな人たちに駐車場を提供し、トイレやキチン等も供するという。
ハイエース車内のベッド |
カウンターも備えた車内 |
車中泊できるベッドを備える車が増えてきた。
車種はハイエースが主流だという。軽四トラックのキャンピングカーも増えている。
そんなことから田舎バックパッカーが全国にできるのかも知れない。
俺もそんな車に乗って全国を巡りたいなぁ・・・という夢は結局「夢」で終わるのだろうなぁ。
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