2024年8月15日木曜日

大金星西川大智大活躍!あの大阪桐蔭が沈黙

いやはやこんな痛快なことが本当に起きるとは!小松大谷が昨日の甲子園4試合の中で最も注目を浴びた。これまで甲子園で勝利がなかった小松大谷が、奇跡のパワーを発揮した。92球完封の小松大谷・西川は「大阪桐蔭を倒して勝てたのは石川県民に勇気を与えられたと思う」。

             小松大谷・西川大智の力投

「全国高校野球選手権・2回戦、小松大谷3-0大阪桐蔭」(14日、甲子園球場)  小松大谷(石川)が大阪桐蔭(大阪)を撃破したのだ。先発のエース・西川大智投手(3年)が相手の強力打線を散発5安打に抑え92球で完封。「実感は沸かないがやってしまったんだなという気持ちが強い。三振も取れない投手なので自分ができることは、打たせて(取って)チームにリズムを作ること。それができたことが完封勝ちにつながった」と振り返った。

小松大谷は1回戦で明豊(大分)に8-4で勝ち甲子園初勝利。2回戦も春夏合わせて全国制覇9度の強敵を破った。  それでもこの日の投球は「85点」と自己採点した西川。「無駄な球も無駄な四球もあった。そういうことをつぶしていかないと甲子園優勝にはつながらない」と目指す頂きはまだ先にある。  正月に能登半島地震が発生し、被災地では今もなお避難生活を強いられる人もいる。西川は「高校野球といえば、大阪桐蔭さんはすごく有名。その大阪桐蔭を倒して勝てたのは石川県民に勇気を与えられたと思う」と胸を張った。

県決勝戦で星稜を破った試合よりも昨日の試合内容は遥かに充実していた。
さあ、次は智弁だ。大阪桐蔭を破った勢いは次の試合でも遺憾なく発揮することだろう。

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