この橋梁を中心に観光客を誘致しようと様々なプロジェクトが進められているという。
元土木技術者としてこの橋梁のスケールに恐れをなした |
花江峡谷大橋周辺は三畳紀古代海洋生物遺跡といった観光資源が豊富で、一部の観光施設は、大橋と同時進行の形で、計画と建設が進められている。また星空キャンプエリアや橋塔を観光するエレベーターといったプロジェクトもすでに計画されている。
花江峡谷大橋と観光を融合させたプロジェクトは、大橋の隣にある雲渡サービスエリアを中心としており、総敷地面積は約17.88ヘクタール。サービスエリアにホテルや観光サービスビルのほか、断崖絶壁を渡る「ヴィア・フェラータ」や、山を高速で滑り降りる「スカイラインリュージュ」、空中カフェといった、スポーツ・観光関連のアクティビティなどが設置されることになっている。
貴州省交通運輸庁の馮偉副庁長は「『国の重器+畳紀古代海洋生物遺跡』をテーマにした花江峡谷大橋と観光を融合させるモデルプロジェクトは、『奇観・ファンタジック・妙趣』が際立っており、中国の『橋+観光』の融合の新モデル、世界の峡谷エクストリームスポーツの聖地を構築できるよう取り組む」と説明する。
まだ工事中だが、このような超巨大な橋梁を建設中の中国は、宇宙工学と同様に土木技術の進歩が目覚ましい。
昔取った杵柄は世界最先端と自認していたが、今ではあらゆる分野で中国が世界の最先端で動いている。
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