2022年11月9日水曜日

442年ぶりの天体ショー

昨夜はしばし天体ショーを楽しんだ。満月の皆既月食を見るのは久しぶりのように思った。
月食は太陽と月に地球が入って、太陽光を遮ってしまう現象で、赤黒く染まるのは皆既月食だけで起こるという。月が影の中にありながら見えている理由は、地球大気が太陽光を屈折させて届けているからなんだとか。このとき青い光は大気中の塵などにより散乱してしまい届かず、波長の長い赤い光は多少散乱して弱くなるも届いて月が赤黒く見えるという。

欠け始めは家から見えず、徒歩20~30歩の交差点付近から見ることができた。全体が欠ける頃には、ようやくわが家からでも見ることができた。黒色だったが全体が影で覆われると、赤銅色に変化した。

山形市内から見た月食

特に今回は、天王星が月に隠れる「天王星食」も23年ぶりに起こり、皆既月食と同時に起こるのは442年ぶりだとか。しかし望遠鏡がないので天王星食は確認できなかった。
スマホで撮影を試みたが、豆粒のようにしか映らずだめだった。肉眼も視力0.7ではばっちりと見えたわけではない。ま、しょっちゅうあるわけではないので見たかいがあった。

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