4年前になるが、久しぶりの東京に行った時のこと。新しくオープンした豊洲市場を見て帰りのバスの車窓を眺めていたのだが、ちらっと東京タワーの姿が見えた。それが今まで見たことがない風景だった。あの世界一の高さを誇っていた東京タワーがビル群にさえぎられてチラッチラッとしか見えなくなっていた。昭和33年に完成してから、最初に見たのは昭和36年だった。実際に展望台に登って広大な東京の景色を楽しんだ。
完成当時の東京タワー 圧倒的存在感を誇っていた |
遠くまで広がる大都市東京の景色を楽しんだ。
その風景の記憶がまだ鮮明に残っているというのに、もうその風景は戻ってこない。実際にどれほどビルができたのか3D地図で見たみた。
芝公園から東京タワーを見ると 東京タワーが低くなったように見えるではないか |
圧倒的存在感を誇っていた東京タワーの威容が小さくなってしまった。
数年前に孫とスカイタワーに登った。その日は曇り空であまり見通しが良くなかったが、東京タワーをやっと見つけることができた。
霞が関ビルが完成したころ、最高層ビルだというので見に行ったことがある。5階に玉突き場があったのだが、そこにかけられていた名札に、伊達、前田等々の旧大名家士族の名前が連なっていた。まだそんなグループがあるということに驚いたものだった。
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