今朝のニュースに、20年前まではどこかで走っていた気動車だが、とうとう最後の気動車が最終ランを終えたという。車号はキハ28。
これはキハ58系気動車に分類されるが、国鉄が1961年(昭和36年)に開発した急行形気動車である。 1969年まで大量に増備され、1960年代から1980年代にかけて幹線・ローカル線を問わず、日本全国で急行列車を中心に投入された。
|
最後の運行のため大多喜駅のホームに入るキハ28 |
|
別れを惜しむ鉄道ファン |
千葉県のいすみ鉄道で観光列車として活躍していた車両である。この形式の気動車は、北陸線循環急行「こがね」「しろがね」、能登線でも急行「能登路」として運行していた。岐阜市内にあった職場に勤務することになって、昭和36年3月、金沢から高山線経由「しろがね」に乗って岐阜まで行った就職列車でもあったことを思い出した。 |
金沢駅0番線から出発する急行能登路号 |
そして先月に「イカキング」を見に行った道の駅の向かい側を走行する「能登路号」の写真があった。
|
珠洲行き能登路号 右下県道すぐそばに「イカキング」がある |
色々な思い出が詰まった気動車「キハ28号」のラストランでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿