2022年11月28日月曜日

昨日まで現役だった気動車

今朝のニュースに、20年前まではどこかで走っていた気動車だが、とうとう最後の気動車が最終ランを終えたという。車号はキハ28。
これはキハ58系気動車に分類されるが、国鉄が1961年(昭和36年)に開発した急行形気動車である。 1969年まで大量に増備され、1960年代から1980年代にかけて幹線・ローカル線を問わず、日本全国で急行列車を中心に投入された。

最後の運行のため大多喜駅のホームに入るキハ28

別れを惜しむ鉄道ファン
千葉県のいすみ鉄道で観光列車として活躍していた車両である。この形式の気動車は、北陸線循環急行「こがね」「しろがね」、能登線でも急行「能登路」として運行していた。岐阜市内にあった職場に勤務することになって、昭和36年3月、金沢から高山線経由「しろがね」に乗って岐阜まで行った就職列車でもあったことを思い出した。

金沢駅0番線から出発する急行能登路号
そして先月に「イカキング」を見に行った道の駅の向かい側を走行する「能登路号」の写真があった。

珠洲行き能登路号 右下県道すぐそばに「イカキング」がある
色々な思い出が詰まった気動車「キハ28号」のラストランでした。

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