石川レスリング協会長 言いも言ったり「川井の親父なんて俺が外そうと思ったら、明日にでも外せる」
と記者会見で大見得を切った下池会長。俺様に文句あっか!と高飛車に構えた県レスリング協会の下池新悟会長だった。
協会に君臨している下池会長と協会の体質がこの言葉で広く世間に知れ渡った。
ところがである。下池会長を頂く協会は強固な一枚岩と思われていたが、「義を見てせざるは勇なきなり」と反旗をかざした副会長が現れたのである。
この問題は、東京五輪のレスリング女子57キロ級の代表に内定している川井梨紗子選手(25)が11月、県スポーツ特別賞の贈呈式後に明らかにした。川井選手は、下池会長が大会のあいさつで「石川県にはオリンピック内定者が2人いますが、残念ながら女です」と女性を蔑視(べっし)する発言をしたと批判。下池会長はこれを否定している。
申し入れ書は今月12日付で同協会の塩谷雄司理事長に宛てて提出され、「多くの県民や日本国民までもが、下池会長に対して大きな不信感を抱いている」などと書かれている。
これに対し、下池会長は「退任するかどうかは理事会が決めることだ。自分は誠実に選手の育成に努めている」と話している。
父親に募金箱持たせ「娘の派遣費集めてこい」
下池会長は反論する。「寝耳に水の話。川井の『か』の字も言うとらん。女であろうと、男であろうと、選ばれたっていうことは大変名誉なこと。それだけ県のレスリング協会が評価されたということなんだから」という。父親に募金を集めさせたことについては、「自分の娘のためのお金なんだから、親が集めてくるのは当たり前の話」と認めた。キャスターの立川志らく「真実は分からないですが、女性蔑視発言は他に聞いている人がいるので、聞けば分かる。ただ、会長の『誰であろうが』という物の言い方が、ちょっと蔑視の臭いがするし、ふんぞり返った態度も引っ掛かりますよね」
支援者が広く一般からつのるのが募金で、「親が集めるのが当たり前」という発想は違うのではないか。
県レスリング協会の役員に知事や国会議員も名を連ねているという。このまま会長が居座り続けば県民・国民が許す筈がない。
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