腎臓がんを手術して以降、3ヶ月毎に経過観察のための検診をしており、やがて1年と7ヶ月経過した。検査毎に尿と血液の検査をしているが、お陰様で異常値は発生していない。先月、検診の際に医師に、「夜間、3度ほどトイレに起きるようになったが、薬を処方してもらうことはできませんか?」と尋ねた。
「薬を出しましょう」と、28日分の処方箋を書いて貰い近所の薬局でもらったのだが、それが昨日で切れたので今日は医科大へ処方箋をもらいに行ってきた。
検診の都度、予約票を貰うのだが、薬の処方箋は予約しないので正面玄関入ってすぐの受付で貰いなさいと指示があったので、そこへ行った。そうしたら、ここは総合案内なので再診受付窓口へ行くようにと案内された。いつもと勝手が違うのでちょっと面倒に思った。
受診票と診察券を半透明のファイルに入れたものを持って泌尿器科の受付に向かった。
採血センターの前で採血を待つ患者が100人以上はいた。
そこを通り過ぎ受付箱に入れてしばらく待った。受付係に呼ばれ、35、36,37、38のいずれかの標示板に名前が表示されるのでそこで受診して下さいと指示された。
いつもは37番の部屋で医師の診察になるが、今日は処方箋発行だけで医師の指定はないのでどの部屋から呼び出しかは不明だから、あちこちの標示板を忙しく眺めなければならなかった。約1時間ちょっと待ちでようやく38番の標示板で点灯したのでそこに入った。
入るなり、「久しぶりですね。元気そうね。」と女医さんから話かけられた。手術して毎日入院ベッドへ回診に来られた女医さんだった。
「先月から薬を飲んでいますが、効果が出てくるのはどれくらいですか」と質問した。
「2週間くらいから改善されます。夜中に口が渇いたり熱が出る場合があります」
医師から思わぬ質問があった。「どうして28日分しか出なかったんですかねぇ」と。
「どうしてですかねぇ」と答えるしかなかった。
「今回は70日分出しますね」ということで処方箋をもらい、自動支払機で180円を払って近所の薬局へ直行して受け取った。
薬代1800円。やっぱり70日分の薬となると高いなぁ。
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