2019年12月11日水曜日

AIとIoTが世界を変える

AIという単語が巷にあふれ出した感がする。
今朝も新聞に 「AIで画像処理30分に 金沢循環器病院に新CT 従来の半分に短縮 」
という記事があった。実際、CT検査を受けて画像処理できるまで長く待たされる身としては、そうなるのが待ち遠しい。
自分はこのAIという文字を見てどれだけの知識があるのか尋ねられるとすれば、「コンピュータが解析して出してくれる答え」くらいにしか返答できない何とも頼りない知識である。
そこで手探りで調べてみることにした。

AIとは「もの」ではなく、知的な処理をする技術であるという。2016年3月、Google傘 下 のDeepMind社 が 開 発 し た AlphaGoが、囲碁におけるトップ棋士である李世石九段に4 勝1敗のスコアで勝利した。このことで、AIの進歩のスピー ドが関係者たちの予想よりもはるかに早いことが実証された かたちになり、世界に大きな衝撃をもたらしたという。

チェスや 将棋に比べて盤面がより広くて対局のパターン数が桁違いに 多い囲碁において、機械が人間を打ち負かすまでには何年も かかるだろうと思われていたからである。
これが3年前の出来事だが、今やAI抜きで世の中の進歩はない という位置づけになってきた。
で、今朝の記事。
金沢循環器病院(金沢市)は、人工知能(AI)を搭載したコンピューター断層撮影(CT)を導入した。同病院によると、北陸では初めてで、撮影から画像処理までの所要時間を、従来の60分程度から30分以内に短縮できる。狭心症や心筋梗塞の診断では、時間との闘いになるケースもあり、通常時に加えて救命にも活用する。 

新たに導入されたAI搭載のCT=金沢市の金沢循環器病院


心臓や周辺の血管は、意識して止めることができないため、複数のデータを心電図の情報と連動させて、高画質に処理する作業が必要になる。従来のCTはこの作業に医師や放射線技師の介入が欠かせず、60分程度必要だったが、新しいCTはAIの支援で短時間での処理を実現した。

撮影時間も7秒から0・275秒に短縮され、撮影範囲は160ミリ幅と5倍になった。このため、被ばく量は最大8割減らせる。造影剤の使用量も約半分になっており、子どもや高齢者にも積極的に使える。
新CTは、これまでカテーテルで計測していた冠動脈の血流量も把握することができる。名村正伸CEOは「患者の負担を大きく減らし、病状にあった治療を進めていきたい」と話した。

医学的な知識があるわけがない自分が、もっと簡単にその理屈がわかる資料がないか漁ってみたら次の図が見つかった。
専門的知識を有する人間が100人集まって何時間も掛けて調査した結果をAIは瞬時に結論を導き出す!
ということか?
AIとIotが世界を動かす時代がすぐそこまできているという。どんな時代なんだろう。2,3年もあればそうなるのかもしれない。であるなら、そんな世界が実体験できそうだ。

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