2019年12月14日土曜日

花金で賑わう片町界隈

今日の朝刊に「花金」という言葉があった。この花金で賑わう片町交差点の写真もあった。そういえば夜半12時過ぎにこの付近をうろうろしていた時代があった。時は昭和57~60年、金沢鉄道高架事業関係で金沢在勤だった頃である。その3年後にも1年だけ在勤したこともあった。

その頃はまだバブルの4,5年前だが、新宿歌舞伎町並に2時、3時でも人出が多かった。出張で来た連中を夜の片町へ引っ張り出したものだが、「へぇ、金沢の繁華街って凄いんだなぁ」と口をそろえた。暴走族が交差点で手を振ると、群衆も手を振って応えていた時代だった。
忘年会シーズンを迎え、サラリーマンたちでにぎわう繁華街=13日夜、金沢市の片町スクランブル交差点
本格的な忘年会シーズンを迎えた13日、金沢市片町には多くのサラリーマンらが繰り出し、「花金」の夜を楽しんだ。
ぐるなび(東京)の予測では忘年会のピークは20日。ぐるなび金沢営業所によると、石川県内では人数が20~30人程度で、予算は1人当たり4500~5千円の宴席が多く、おおむね例年通りだという。

予算が4,5千円だというが、30数年前と全く変わらない。そういえば給料の伸び率も殆ど無いくらいだ。娘の30年前の大卒初任給が20万円ジャストだったが、今でも20万円前後の初任給がまかり通っている。ま、大氷河時代もあって、企業は出し渋っているということだろう。

今では全く縁遠くなった片町である。片町はまだ元気があるが、長く住んでいた岐阜市の柳ヶ瀬なんちゅう所は人影まばらに昔の栄華の片鱗さえ見られなくなった。行きつけのハワイ〇号店もとっくに姿を消した。〇〇さんの旦那さんは飲み会の時は必ず奥さんに電話があるというのにあんたは・・・とよく愚痴られた。あの頃が懐かしい!



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