2025年6月4日水曜日

SNSの発信が観光客増につながる

北陸新幹線が開通して何が最も変わったかと、その一つが外国人観光客が急増したことだろう。去年、県内に宿泊した外国人観光客は、およそ110万6000人と初めて100万人を突破したという。一時は中国人や台湾人、あるいは韓国人がドッと押し寄せていたが、コロナ禍の後はアメリカやヨーロッパ系が増えた。金沢で外国人が宿泊する増加率が何と日本一!


金沢の観光客の6割、外国人に限ると、その9割が金沢に集中していて、一部でオーバーツーリズムが起きているという。
兼六園では、観光の「閑散期」とされる2月下旬でもアメリカやヨーロッパから訪れた観光客が多く見られた。
話を聞くと、金沢市内に2泊以上宿泊するという人が少なくなかった。
アメリカから妻と訪れた男性は「2年ぶりにやってきました。金沢には4日間滞在します。兼六園が見たくて来ました」と話していた。
また、フランスから新婚旅行で訪れた男性は「金沢には3日間滞在します。日本で歴史的な建物がある町に来たのは初めてです。とても美しいです」と話している。


インバウンドが急増する中、宿泊施設の中には人手不足で予約を断わらざるを得ない「供給制約」が起きるケースが出ているという。
金沢市橋場町にある老舗の旅館「金城樓」は、去年1年間の利用者のうち、75パーセントが外国人だったというから信じがたい。


2015年の北陸新幹線の金沢開業にあわせて宿泊需要が高まると見込んで客室を3部屋から6部屋に増やした。
客室はすべて和室ですが、外国人が長期で滞在しやすいようベッドやバスローブなども導入した。食事込みの1泊の価格は1人あたり7万円前後と市内でも高い水準だが、北米とヨーロッパを中心に個人客の予約が絶えないという。
宿泊による売り上げは、去年、前の年に比べて5パーセント増えたという。

加賀温泉郷の宿泊客は「いまいち」だという。SNSで大いに発信しなければ・・・

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