今朝の新聞に角花塩田の作業開始という記事が掲載された。地震以降、ずっと気にしていたのだが、ようやく作業が開始されたというニュースで一安心した。
震災後、グーグルマップでこのあたりの状況を見てみたら、そんなに被害が大きくないと思っていたが、新聞記事によると200㎡の塩田は傾き、釜屋は損壊、自宅も実家も壊れて住めなくなっているという。
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地震の被害にめげず作業開始した角花さん |
角花洋さんと妻の祐子さん(50)は、塩作りに適した天候の日は昨秋購入したキャンピングカーで寝泊まりして作業に臨むという。塩田にまいた海水が乾くと、塩の結晶がついた砂を夫婦で集め、海水を流し込んで濃い塩水「かん水」を作る。かん水を炊いて塩を取り出すのだが、かや葺き屋根の「釜屋」は現在も使えないため、かん水をタンクにため込むだけだ。
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角花塩田の塩汲み場 地震で隆起したため従来の塩汲み場は使用不能 |
この塩汲み場付近でテントを張って娘二人と海水浴を楽しんだ。幼稚園児だった娘二人は塩汲み場で泳ぎの練習をして泳ぎを覚えた。高校生になり、潜ってサザエを採れるまでになった。
地震でこのあたりも隆起して塩汲み場が遠くなったという。その塩は独特の甘みがあり能登へ行った際には塩を買うことにしている。是非、製塩ができるよう頑張ってもらいたい。
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