2020年6月19日金曜日

内灘で警察犬が大手柄

昨年、山梨でキャンプを楽しんでいた家族連れが、ちょっとの間に小学生の女児が行方不明になった事件があった。1ヶ月余り、広範囲に捜索が行なわれたが現在も発見に至っていない。


調べてみると、日本国内では年間8万人超の行方不明者が発生しているという。その多くが10代20代の若者による家出と、約1万7000人が高齢者の認知症等疾病に係るケースで、所在や死亡が確認される件数も年間概ね8万人超であるから、ほとんどの事案は遅かれ早かれ「解決」されている。だが少数ながらも未解決、原因不明といった特異なケースは“神隠し”として取り沙汰され、人々の記憶に刻まれる・・・という記事があった。

1ヶ月ほど前だったか、氷見の海王丸係留岸壁から転落したとみられる軽四と乗っていた2人の骨が見つかったというニュースがあった。もう20年以上も前に行方不明になった19歳の二人の女性だった。事故を目撃していた男子高校生がいたのだが、怖くなって誰にも云わなかったという。この高校生、何か後ろめたいことがあるように思えるのだが考えすぎか?

さて、今日の新聞に「お手柄警察犬に感謝状 津幡署 不明中学生を発見」という記事があった。
津幡署は18日、行方不明者の捜索に貢献したとして、警察犬のバロンと指導手の伊藤祐二さん(63)=金沢市山王町2丁目=に署長感謝状を贈ったという。
バロンは5月6日夜、津幡署の連絡を受け、行方が分からなくなった内灘町内の女子中学生の捜索に出動した。生徒の靴のにおいをたどり、捜索開始から約30分後、自宅から約500メートル離れた路上を1人で歩く生徒を発見した。
飼い主の向田美知子さん(85)=金沢市末町=は「世の中に尽くす子に成長してくれてうれしい」と愛犬を褒めた。伊藤さんは「今後も人のためになる活動を続けていきたい」と話した。 


警察犬が行方不明者を捜しあてたケースは非常に多いことに驚いた。訓練の賜だが、訓練士の手腕にも寄るところが大きいのだろう。捜査開始から30分という短時間で探し当てたワンちゃんのお手柄でした。

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