2020年6月18日木曜日

ホワイトロード長期通行止で中宮温泉が陳情

白山ホワイトロードで2月24日に発生した斜面崩落の復旧工事のため、無料区間が令和3年5月頃から、有料区間が令和3年6月頃から開通の見通しとなったという。
県によると、崩れたのは高さ約40メートル、幅約10メートル。林道は冬季の閉鎖期間中で、けが人はいなかった。応急対策工事により、19年は付近の約130メートルを片側交互通行とした。県は21年6月の全面復旧を目指して工事を進めていたが、今回の土砂崩れを受け、時期が不透明になったとしている。


 この通行止めで最も痛手を受けるのが中宮温泉である。
大規模な土砂崩れで来春まで開通できず、中宮温泉の旅館や飲食店が営業できなくなっている。昨年も崩落事故のため長期休業せざるを得なかった関係者は十七日、県と白山市に事業継続の支援を求めた。

中宮温泉代表者が県に支援の陳情
県庁では中宮温泉旅館協同組合の五人が要望書を提出。西山喜一代表理事(にしやま旅館会長)は「資金繰りに奔走しているが、事業の継続が立ちゆかなくなる危険性もはらみ、死活問題」と苦境を伝えた。

6年前になるが、町内シニアクラブがホワイトロードの紅葉見物にでかけ、この中宮温泉で昼食したり温泉を楽しんだ。


にしやま旅館で昼食
中宮温泉の歴史は古く、幕府直轄の天領温泉だったという。


来年六月復旧予定だったが、今年二月の土砂崩壊で復旧の目処がたっていないという。


残っている2軒の温泉旅館が廃業にならないように、それこそクラウドファンディングで支援すべきではなかろうか。 

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