2025年2月26日水曜日

いつか消えてしまった風景

随分昔の話だが、、まだ駅の切符販売が人の手で行われていた時代の写真を見つけた。小さな開口部に顔を下げて駅員に○○までと行先を告げると、切符を並べた版にある切符をサッと取り出して窓口に置いた。そんな情景が写されている。

実に手際が良い
切符の位置は全て頭の中にあるのだろう。考えることなく自然にある場所へ手が動くという感じである。
現在はどうなったか。人がいなくなってしまったのだ。全部自分でやれということになっている。

現在の切符売り場
この積雪時季だが、駅構内に人影はない。金沢駅高架化になる前は駅員が構内線路の除雪をしていたものだが、もう人影はない。だからすぐ運休となっている。

こんな比較をすると前時代的な人間になっていることに気づく。

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