2025年2月12日水曜日

中学の同窓生が「あえのこと保存会長」

中学の同窓生があえのことの儀礼で今年も新聞に掲載された。金沢で定年まで働いていた人だが、退職して間もなく国重の実家に帰られ、親の後を継がれた。そしてそれ以降、その彼は12月5日と2月9日のあえのことの神事には必ずその模様がTVや新聞に紹介されていた。

能登町国重 吉村家の田の神様
吉村さん「今年で最後」 能登町国重の保存会長
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている農耕儀礼「あえのこと」が9日、奥能登各地で営まれ、能登半島地震や奥能登豪雨で傷んだ農地の復旧や農業復興を願う住民は、田の神様に小豆飯やメギスの団子汁など山海の幸を振る舞った後、田んぼへ田の神様を送り出した。

集落合同で儀礼を営む能登町国重(くにしげ)では、国重田の神様保存会長で、あえのこと継承で県の「ふるさとの匠(たくみ)」に認定という重責を果たされた吉村安弘さん、長年、ご苦労様でした。

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