2024年9月30日月曜日

収穫始まる

わが家から2,3分歩けば広大な蓮田が見える。今年も9月末となったが、蓮田の収穫がボチボチ始まった。歩道の道端に規格外れのレンコンが格安で販売されるようになった。
1袋500円で5,6個入っている。無人の販売所は農作業が始まる前に設置され、農作業が終われば販売所も撤去される。ウチの家内も時々利用している。粘土質の田に鍬でレンコンを掘り出して収穫する。小坂地区から千坂地区にかけてのレンコンは鍬彫りレンコンとして風味が格別なことから、高値で取引されている。

広大なレンコン田の蓮の葉も枯れてきた

毎年秋に開催される文化祭にこのレンコンが格安で販売され、それを買い求める人たちで長い行列ができた。しかし、出品していた農家が規格外品でも高価格で取引されるようになったということで販売が中止されてしまった。農家にとっては収穫作業は重労働で厳しい作業だが、高収益があるため後継者不足に悩むことはないという。河北潟の干拓地でもレンコンが生産されているが、農協では同じ加賀産ブランドだが粘土質で栽培されるレンコンは別格だとして農家のプライドは高い。今日もレンコンの収穫作業は続くだろう。

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