2022年2月20日日曜日

昭和35年4月17日、宇出津は熱狂した

Youtubeの動画には過去の喜びや悲しみが詰まっている。先日は松波~宇出津間の動画を見た。ここは吾が青春時代の2年間、建設工事に携わった忘れられない区間なので、何回見ても飽きることはない。

動画の一部 宇出津駅の賑わい
昭和35年4月17日、鵜川~宇出津間が開業した記録によると、町を挙げての祝賀ムードに盛り上がった。
全住民が開業を祝い大騒ぎした
その3年後。昭和38年10月1日、宇出津~松波間が開業。この開業時も松波全町が喜びに沸いた。
松波駅で1番列車を迎えるお嬢さん達

松波駅周辺は歓喜の町民で埋め尽くされた

宇出津まで開業した1年後の昭和36年、「君は能登の出身だというので、小木工事区に勤務せよ」という話しになって、2年ちょっとだったが、宇出津~上戸間の軌道工事を担当した。

羽根駅ホーム上屋の検査

羽根駅停車の動画があった 懐かしく昔の記憶が蘇った
18年前の平成16年、能登線の乗り納め会を6人の有志で実施

廃線後18年が経過した。昨年、宇出津駅跡地に行って来たが人の動きが全くなかった。開業してから高度経済成長が続き、能登線も活気があった。あの頃は今日の衰退ぶりは全く想定外だった。

こんな風景はもう戻らない

能登高校の野球部?

水平線の彼方に立山連峰
このような写真を見ていると泣けてくるなぁ。

この年成人式だった
昭和29年、小学6年修学旅行で輪島駅から汽車に乗った。その輪島駅ももうない。

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