小松基地配備のF15戦闘機が昨日(31日)午後5時半頃、小松基地離陸5分後に基地西北西5キロ付近の日本海上空でレーダーから機影が消えたという。同時刻頃、住民が海上に火の玉を目撃したので、小松基地に連絡したという。
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墜落位置 |
この付近で、機体の外板の一部や救命装備品が浮いているのを発見し、F15のものと断定されたそうだ。空自は墜落したと推定している。戦闘訓練に向かう途中で、乗員は2人だった。乗員が脱出した際に発信される救難信号は確認されていない。空自は、救難用のヘリコプターや航空機計4機を投入し、夜通しの捜索で乗員の発見を急いでいるがまだ発見に至っていない。海自の艦艇やヘリも捜索に加わっている。レーダーから消えた経緯も詳しく調べているという。今回は海上に墜落したため、被害者はゼロだった。この事故で、昭和44年2月8日正午直前に金沢市内のほぼど真ん中にある泉中学校付近に戦闘機が墜落した事故を思い出した。この事故では死者:女性4名、全焼:17戸、負傷者:22名の大惨事となった。燃料1.7tを積載していたので火災が大きくなったという。今回事故の自衛隊員二人はまだ発見されていないという。脱出装置の作動をする間もないくらい、小松基地を飛び立って5分後だからそんな機敏に動けなかったのだろう。殉職されたお二人に合掌。
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