2022年2月2日水曜日

高田団地住民の緊急避難

山環が通行止め?なんでだろう・・・と思っていたら、20年前くらい前まで住んでいた山王団地の向かい側にある高田団地地内の「のり面」が崩壊したためだという。
昨日(1日未明)、金沢市東長江町の住宅街で大規模な土砂崩れがあり、市は近くのおよそ30世帯に避難指示を出した。

法面崩壊(幅20m、高さ40m)の状況

豪雨でもないのに、のり面が相当大規模に崩壊している。原因は雪解け水だろうという。が、雪はたいした積雪でもなかった。詳しく原因を調査する必要がある。

4~500㎥前後が崩落し、山環上り線まで埋まった
グーグルの3D写真で原状がどうだったのかを見てみよう。

下部は自然の地山、その上部は切り土のり面と推定される

30世帯に避難指示が出された

金沢市は当初、斜面の上にある10世帯29人に避難指示を出していたが、土砂崩れの範囲が広がるおそれがあるとして、午前5時半、さらにおよそ20世帯に避難指示を出した。
また土砂の一部が斜面の下を通る国道159号・通称「山側環状」の車道にせり出したため、警察は東長江インターチェンジと鈴見インターチェンジの間の小松方面に向かう車線を通行止めにしたという。

北陸電力送配電によると、この土砂崩れで電柱などがなぎ倒され、最大でおよそ860世帯が一時停電した。午前5時時点でおよそ170世帯で停電が続いていて、北陸電力送配電が復旧作業を進めているが、既に復旧されているであろう。

山環を走行している時は、団地上部の家屋は全く見えない。それだけ高くなっているということだろう。
昨日の未明に写されたのり面崩壊した現場状況
深夜、異音を聞いた住民が119通報されたという。きっと通報した人は恐怖の時間だっただろうと推測する。これ以上、被害が大きくならないことを祈ろう。

0 件のコメント: