2019年8月5日月曜日

プロテスト合格1年で世界制覇という偉業!

いやはや凄い女性ゴルファーが誕生したものだ。まだほんの1か月半ほど前に国内ツアーで4位に入り、賞金ランク上位による資格で今回の全英出場権獲得につなげたというではないか。
渋野は岡山市出身の20歳。2018年のプロテストに合格し、19年の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で初優勝、「資生堂アネッサレディス」で2勝目を挙げた。

日本勢では男女を通じ、77年全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来2人目のメジャー優勝なのだ。

バーディーが決まった瞬間優勝!
 最終18番パー4。渋野がバーディーを奪えば、優勝が決まる。舞台は整った。
第1打はフェアウエーに置いた。第2打はグリーンをしっかり捉えた。最後は約5メートルのバーディーパットを3パット覚悟で強めに打った。思い描いたラインにボールを乗せた。ボールがカップに吸い込まれるとパターを持つ左手を高々と上げて満面の“日向子スマイル”。歓喜の瞬間を迎えた。

日本勢では男女を通じ、77年全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来2人目のメジャー優勝。2度目の挑戦で昨夏のプロテストに合格してから、ちょうど1年。「笑顔のシンデレラ」が、ついに、世界の頂点に立った。


今朝のワイドショーでは特集を組んだ。なにせ底抜けに明るい性格が見えた。コースの移動中か、おにぎりをパクついたりお菓子をもぐもぐしたりとか、プレッシャーなるものが全くないような振る舞いであった。

袋を持って何本もむやむしゃしていた
日本の男女含めて1人しかいなかったメジャー王者。今回の意味は という記者の質問に
「42年ぶりに優勝って、昨日までネットで見ていたので、なんかすごいことをしてしまったんだなって思いますけど、まだ実感もないですし、なんで私が優勝しちゃったんだろうって思っていて。優勝した理由が分からなくて、なんとも言えないです 」と答えていた。

賞金で何を買うかとの質問に「死ぬまでのお菓子」と答えた
日本人42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子(20)はソフトボールの投手出身としても有名だ。8歳でゴルフを始めたが、小学校時代はソフトと“二刀流選手”だった。来年の東京五輪はソフトが正式種目で「ゴルフより好きなので、東京五輪決勝は絶対見に行きたい」と話したことも。自身の五輪出場も現実味を帯び、今は「自分が出て(ソフトの)選手に会う」と意気込んでいる。
渋野のソフトボール愛はすごい。ゴルフと並行して小2から小6まで続け、打順は主軸となる3、4、5番を打っていた。小4からは投手として活躍し、全国レベルの最速95キロを誇ったという。 

6月に東京ドームで開催されたソフトボール大会の上野投手を見に行った
小6で遠投58メートルを記録し、握力も50キロと並外れている。現在もオフの期間はOGとして岡山にある少年団の練習に参加する。「ソフトボールはゴルフより好き。東京五輪決勝は絶対見に行きたい」と語っていたらしい。 

いやはや渋野日向子という昨日まで全く知らなかったヒーロの存在感がドーンと自分の前に居座った。フアンになってしもうたぞ!

0 件のコメント: