子ども食堂っていう言葉は初耳である。調べてみると東京が発祥の地で、 子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動だという。
2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。
で、今朝の記事
大浦小学校の児童が100人も参加したという。この記事のコメントは瑞樹に住む孫の感想が載せられていた。
一方、中日新聞は次の記事を掲載した。
大勢でおいしい昼食を楽しんでもらおうと、金沢市大浦公民館で二十九日、夏休みの小中高校生に無料で食事を振る舞う子ども食堂が開かれた。大浦校下青少年健全育成協議会が企画し、JA金沢市から地元産の食材が提供された。
協議会の城崎亮会長(44)によると、地区内の木越団地や瑞樹団地などでは共働き世帯が多いという。一人でご飯を食べる子どもを減らそうと初めて開催した。
小学生ら約百人が参加した。JA金沢市にも協力を呼び掛け、市産の新鮮なニンジンやタマネギ、コシヒカリなどの食材の提供を無料で受けた。JA金沢市が子ども食堂に食材を提供するのは初めてという。
公民館スタッフやボランティアで参加したJA金沢市女性部の五人らがカレーやサラダを調理し、子どもたちは夏休みの思い出などを語り合いながら笑顔で味わっていた。
大浦小学校二年の荒谷優太君(7つ)は「夏休みの間、会えなかった友達と一緒なので、いつもよりおいしかった。学校が始まるのが楽しみ」と話した。
配膳などに協力するボランティアとして金沢大地域創造学類三年の学生四人も参加した。三浦悠希さん(20)は「大人も交えてみんなで楽しく食べる機会があるのは良いこと。今後も手伝えたら」と話していた。 (小川祥)
子ども食堂の普及に貢献しているのが「子ども食堂ネットワーク」という組織がある。
そのHPから引用
「今晩のご飯はボク1人なんだ」 「お母さんがお仕事の日はお弁当を買って食べるの」
そんなとき、こどもが1人でも入れるのが“こども食堂”です。
栄養満点の温かいごはんをつくって待っているのは、
近所のおじちゃん、おばちゃん、お姉さん、お兄さんたち。
そんな地域のこども食堂へ行きたい人、手伝いたい人を
結びつけるのが、私たち『こども食堂ネットワーク』です。
こども食堂ネットワークは、地域でこども食堂を運営している人たちが交流をし、
こども食堂の輪を広げるための連絡会です。
こども食堂ネットワークでは、参加しているこども食堂を管理したり、会費や寄付金を集めることはありません。また、それぞれのこども食堂で生じた個別の問題について責任を負うことはできません。
金沢市内にも数か所活動が始められている。食材提供はJA。調理はボランティアの皆さん。場所は公民館。千坂にもできたらいいなぁ。
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