これまでの試合で、あのような高目のややど真ん中に投げ込むケースはなかった。
それに低めぎりぎりのストライクが決まらなかった。
金沢駅コンコースが応援する人で溢れたという。
金沢駅コンコースで星稜の応援をする旅行客 |
だが、終わってみればヒットが11で同等、堂々とした戦いぶりを見せてくれた。
7回裏の同点打シーン |
戦い終わって善戦を称えあった |
そんな高校球児の手に汗握る激闘に反応したのが、サッカー界をけん引し続けてきた本田だ。試合後、自身のツイッターを更新。本田にとって星稜は母校だが、「履正社おめでとう!星稜ありがとう!」とメッセージを送った。勝者の履正社を称え、準優勝に終わった母校・星稜に感謝の言葉を送った。最後は本田らしく「どちらも明日からが大事やで!」と締めくくっている。
そんな本田のツイートは投稿から10分あまりでリツイート1000超、いいね5000件超と大きな反響を呼び、「有難いお言葉」「響く言葉だな」「本田さんらしくポジティブ思考ですね」などの声が並んだ。
星稜時代に甲子園に4度出場し、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(45=ヤ軍GM特別アドバイザー)が、決勝後に代表取材に応じて母校にコメントを寄せた。1学年下の林監督とは、高校時代に三遊間を組んだ間柄。自宅のある米ニューヨークで全試合をネット観戦した後輩たちの激闘を、温かい言葉でねぎらった。
結果は残念でしたね。見ていましたよ。決勝戦だけではなくて、インターネットで全試合見てました。でも、仕方がないです。勝者と敗者が必ず出てしまうのが野球です。履正社とお互いに精いっぱい戦って、負けたわけですから。決勝戦も非常にいい試合でした。7回の同点劇の攻撃なんか、素晴らしかった。
結果は残念でしたね。見ていましたよ。決勝戦だけではなくて、インターネットで全試合見てました。でも、仕方がないです。勝者と敗者が必ず出てしまうのが野球です。履正社とお互いに精いっぱい戦って、負けたわけですから。決勝戦も非常にいい試合でした。7回の同点劇の攻撃なんか、素晴らしかった。
去年の第1試合で何と星稜と松井の夢の競演があったのだ! |
チームとしては、奥川君を中心とした、まとまったチームに見えました。守備も良かったし、打線は苦しんでいましたが、智弁和歌山戦以降、爆発しましたね。今までの星稜だったら、智弁和歌山に負けて終わり。甲子園での死闘は必ず敗者になった。あの試合に勝てたことは、今までの星稜の歴史を変えてくれたと思います。令和元年、101回目の甲子園で、何か新しい歴史が始まる感じがしました。
星稜が金沢へ凱旋して市中パレードする際は、何が何でも沿道に並んで星稜万歳と叫ぶ夢が潰えた。だけど数々の感動をもらったこの夏、星稜チームありがとう!
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