昨日は日本各地で観測史上最高気温を記録した地域が目白押しだった。四国や紀伊半島では豪雨が降りやまなかった。
台風10号は遥か能登半島の北方に進んだ。最近、台風で大騒ぎすることなく過ごしているが、霊峰白山に向かって2礼2拍1礼したくなる心境である
もう遠くに去った台風10号 |
台風の接近に伴うフェーン現象の影響で15日未明から明け方にかけて気温が下がらず、最低気温が▽小松市で30度ちょうど▽金沢市で29度9分となり、金沢市は統計を取り始めた明治15年以降の最低気温の記録の中で最も高くなった。
志賀町では午後1時49分に観測史上最高となる40度1分を記録した。
石川県で40度を超える気温を観測したのは、これが初めてだ。
このほか午後2時までの最高気温は▽羽咋市39度6分▽かほく市38度3分▽輪島市三井38度1分▽小松市37度8分▽珠洲市と金沢市37度6分▽輪島市37度5分とことし最高となった。
タオルをかぶり、世界一長いベンチ沿いを歩く観光客=志賀町の増穂浦海岸 |
気象台は「高温注意情報」を出して、水分をこまめに補給し、屋外での運動は避けて冷房を適切に使うなど熱中症への厳重な警戒を呼びかけているほか、農作物の管理にも注意するよう呼びかけている。
「外にいるだけで汗が噴き出した。熱風が押し寄せてきた」。同町大島の大島キャンプ場管理人の三好和夫さん(68)は驚きの声を上げた。「海水浴場は照り返しがすごく、とてもじゃないが素足で歩けない。やけどしそうなくらい砂浜が熱かった」。キャンプ場では従業員8人が30~40分ごとに交代で休憩し、熱中症対策を講じた。
昔の話になるが、内灘に泳ぎに行ったとき、浜茶屋から波打ち際までの砂浜が高温で「あちっ、あちっ」と我慢の限界で海に飛び込んだものだ。
あれから60年以上も時が過ぎた。少年老いやすく学成り難し・・・が身に染みる。
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