2018年1月29日月曜日

県から2校が甲子園に


去る26日、第90回記念選抜高校野球大会の出場校が発表され、県内から航空石川と星稜の2校が出場することになった。近年は福井勢に出場権を奪われていただけに、2校の出場は快挙といえる。

関係行政長のコメント
谷本正憲知事
日本航空石川ナイン、星稜ナインのみなさん、春の選抜甲子園大会への出場おめでとう。県勢としては7年ぶりの出場であり、さらに、2校同時出場は、1994年以来24年ぶりの快挙です。これまで鍛えあげた技と精神力を思う存分発揮し、春の甲子園に石川旋風を巻き起こしてください。声高らかに響く校歌を県民の皆さんとともに期待しております。

山野之義・金沢市長
星稜野球部が第90回という記念大会の出場校に選抜されたことは、たいへんうれしい限りです。ここ数年、選抜大会には県からの出場がなかったこともあり、多くの市民、県民が祝福し期待に胸を膨らませていることと思います。活躍を祈念するとともに、関係者の皆様に心からお祝い申し上げます。

梶文秋・輪島市長
日本航空石川の皆さん、本当におめでとうございます。厳しい能登の冬に、暖かい春の話題が訪れました。昨年夏の甲子園大会での逆転劇は、輪島市民にたくさんの元気と感動を与えてくれました。選抜大会でも、力いっぱい戦い、“航空石川旋風”を巻き起こすことを期待しています。

日本一を目指す 日本航空石川・中村隆監督
身が引き締まる思い。出場校は強豪ぞろいで、この中のチームを倒して優勝する、という目標が明確になった。雪で大変なのは北海道や東北の皆さんも同じ。言い訳にせず、日本一を目指す。

打撃で圧倒する 日本航空石川・小坂敏輝主将
センバツはあこがれの舞台で、出るのが夢だった。春夏連続出場はうれしいの一言。持ち味の打撃で対戦相手を圧倒したい。できれば決勝で星稜とあたり、全国制覇の目標を達成したい。


星稜の選手たちは金沢市小坂町南の同校室内練習場で練習を再開。喜びをかみしめながらも、気を緩めずに練習に励んだ。  練習は同日午前8時半から始まり、ティーバッティングやキャッチボール、実戦さながらのバントや走塁練習などに汗を流した。部員のうち8人は前日、午後4時まで授業があったため鍋谷正二校長による出場決定報告の場に間に合わなかったといい、「最終授業はそわそわして集中できなかった」と苦笑い。埴生(はにゅう)竜聖部員(2年)は「メンバー入りするかどうかに関係なく、それぞれの役割を果たして、チーム全員で甲子園に挑みたい」と表情を引き締めた。

2校の大活躍で甲子園と地元が沸き立つことを期待したい。

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