大捕り物で提灯をかざして「御用だ」、「御用だ」と極悪人を取り囲むシーンがあるが、江戸時代でも「御用始め」という言葉があったのだろう。
昨日はその仕事始めの日であった。県庁では150人の幹部を前にして、知事が訓辞をおこなったという。
昨日の北國夕刊 |
写真撮影が終わると各課に戻り課に設置されている神棚に向かって安全祈願。キリスト教徒や創価学会員は後ろを向いていたことが思い出される。宗教の自由だから強制されないのだが、安全を祈願する心は宗教に関係ないと思うのであるが・・・・。
そしてお神酒が振る舞われ雑談で賑やかとなる。局長や次長も間を置いて回ってくるのである。やがて局長や次長は県・市等へあいさつ回りのため不在となり、課の「御用始めの儀」が終わるのだが、勢いづいた部下共は課長官舎に押しかけることになる。
そのころの課長夫人は大変な目に遭っていたのだ。きちんと一人一人の御膳が用意されていた。
指名されたグループは犬山市の成田山に安全祈願に出かけた。
金沢にあった出先機関に勤務していた時には、白山比め神社へ安全祈願に行った。
あれからウン十年、そんなことも「夢のまた夢」の出来事になってしまった。
さて、昨日は宇出津港でブリが1000本水揚げされたという。
そのうち600本前後は金沢の市場へ、残りは地元や関西方面に送られたという。
「のと寒ぶり」宇出津港で普段の10倍近い水揚げ
冬の能登を代表する味覚「のと寒ぶり」が4日、宇出津港でおよそ1000本水揚げされ、幸先の良いスタートを切った。ずらりと並んだおよそ1000本のブリ。普段の10倍近い大漁だ。能登町の宇出津港では4日朝、今年の初せりが行われ、「のと寒ぶり」が地元をはじめ金沢や県外に出荷された。県漁協能都支所によると、4日は10キロを超えるブランド・ブリ「宇出津港のと寒ぶり」もあがり、卸値は、通常の3倍以上だったという。
幸先の良いスタートとなったブリ漁。能登町では、今月21日、宇出津港いやさか広場で「のと寒ぶりまつり」が開催されるという。
行って食べたいなぁ。
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