2018年1月11日木曜日

新しい「けんちゅう」


けんちゅうといえば地元の人はすぐ県立中央病院であることが分かる。
昨日、親戚関係者が入院しているので、新築オープン間もない県中に見舞いに行ってきた。降りしきる雪、いつも通っている大通りの県庁前の信号を右折して県中の構内に入った。旧病院左手にあった駐車場入り口は通行止め。しょうがないので右折して直進。40m間隔で誘導員が盛んに「さらに直進せよ」と旗を振った。ようやく最奥にいる誘導員が左折を指示。新館左手に駐車場が整備されていた。ところが、一回りしたが満車のため通路に空きを待つ車があちこちに。

結局あきらめて旧駐車場へ。ここも一番奥しか空いていなかった。そこからジョボつく雪を踏みながら新館に向かった。なにせ「遠い」のだ。

新聞記事から

石川県が建て替えを進めていた県立中央病院(金沢市)で九日、一般外来診療がスタートした。
この日は、県職員ら約二十人が外来の受付前やエレベーター前に立ち、患者を目的の診療科まで案内した。当面は、案内役の職員を院内各所に配置する。

新しい中央病院には、マンモグラフィーなどと診察室を一体化した全国初の女性専用外来が設けられ、この日は八十九人が受診した。このほか、産科医と小児科医が妊娠から出産までをケアする総合母子医療センターなどを設置。屋上にはヘリポートが備えられている。

山田哲司院長は「大きな混乱もなく、無事に新病院を開院することができ、安堵(あんど)している。より質の高い医療を提供し、患者に安心、満足、信頼していただける病院となるよう職員一丸となってがんばっていきたい」と述べた。
病院は地下一階、地上十階建てで総ベッド数は六百三十床。総事業費は四百三十億円。

1F案内に入院患者名を伝え病室を聞いた。8階でエレベーターを降り部屋番号を記した紙きれを見ながらうろついたが見当がつかないのでナースセンターで場所を聞いた。
看護士が部屋まで案内してくれたのだが、4つあるベッドのどの位置か見当がつかないので看護士に尋ねたら、部屋番号表示版を「ピッ」と押した。そうすると画面が切り替わってベッドごとの患者名が表示された。ウーン、進んでいる!と思った。

病室は個室のほか4人部屋となっており、ベッドの配置が放射状となっているため、隣の患者の存在感が全く感じられない。旧称社会保険病院も放射状となっている。
親戚の入院者は重篤。数日前から歩けなくなったという。食べることも能わず。
入院本人も大変だが家族も不安な状態が続く。
おも苦しい見舞いだった。

思えば県中には、親父、お袋、妻も入院してお世話になったことがある。私は一度もお世話になったことはないのだが、素晴らしい施設ができたことは喜ばしい。



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