2026年5月31日日曜日

トキが放鳥される日が到来

今日(31日)は、本州では初めて国の特別天然記念物のトキが羽咋市で放鳥される日だが、1年を通して餌となる生き物が生息できる環境づくりが課題となっているという。

国の特別天然記念物トキが本州で最後に生息していた能登半島。再び羽ばたく姿を見たい―。そんな願いが間もなく実現する。人工的に飼育されたトキが31日、本州で初めて羽咋市で放鳥される。能登半島は2024年、地震と豪雨で甚大な被害が出た。住民は「トキは地元を勇気づけ、復興の象徴になる」と期待を寄せ、その日を待ちわびている。

こうしたなか、地元の小学生が放鳥場所の近くの田んぼを訪れ、そばにある水辺でトキの餌を増やそうとドジョウの放流を行った。

優雅に飛んでいるトキ

佐渡市を30日に出発した18羽のトキが
31日午前4時10分頃、羽咋市に到着した。

放鳥場所の近くにある田んぼを訪れたのは、羽咋市立瑞穂小学校の6年生15人。
はじめに、田んぼを所有する農事組合法人の濱田栄治代表などから田んぼの隣に水をためておくビオトープや「江」と呼ばれる溝をつくり、トキの餌となる生き物が1年中、生息できる環境づくりに取り組んでいることを学んだ。

  小学生が田んぼで餌のドジョウ放流

そして「江」や田んぼの回りの水路に生息するトキの餌となるザリガニやタニシを観察した。子どもたちは、去年11月からトキの餌となるドジョウを飼育していて、4センチから8センチまでに育った28匹を「バイバイ」などと言いながら「江」に放流していた。

羽咋で放鳥しても、羽咋に定住するとは言えないが、かつて能登にもトキが住んでいた場所なので定住の地としてくれると思いたい。いつか飛んでいる様子を見てみたい。

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