われらの大の里がなんとまたも負けた。
首位で並ぶ横綱・大の里が、昇進3場所目で初めての連敗で2敗となり、優勝争いが混戦となったではないか。すでに負け越しが決まっている隆の勝に、わずか1秒8で引き落とされたのだ。前日に初金星を挙げた義ノ富士は、1敗の安青錦を突き出して勝ち越した。豊昇龍は王鵬に完勝して2敗をキープ。トップで2敗の大の里、豊昇龍、安青錦を1差で義ノ富士、錦富士、時疾風の平幕勢が追う白熱の展開となってきたのだ。
場内にどよめきが響き渡った。大の里は、隆の勝より先に手をついた立ち合いからのど輪で左足が流れ、右足も崩れた。引き落とされて腹ばいに。2敗目に土俵で一瞬、落胆したような姿を見せた。「下半身が伸びてしまった。しっかり左を使っていたつもりが攻められなかった」と悔やんだという。
場内にどよめきが響き渡った。大の里は、隆の勝より先に手をついた立ち合いからのど輪で左足が流れ、右足も崩れた。引き落とされて腹ばいに。2敗目に土俵で一瞬、落胆したような姿を見せた。「下半身が伸びてしまった。しっかり左を使っていたつもりが攻められなかった」と悔やんだという。
| あちゃー、やっちゃったよ |
「手がつくのが早かった。足がついていかなかった」と反省。幕内後半戦の九重審判長も「仕切っている時の表情から硬いと思った。所作から連敗したくないという気持ちが見えた。心と体が一致しなかった」と首をかしげた。
連敗は大関時代の今年初場所以来で、横綱昇進後3場所目で初。一方的に敗れた10日目の義ノ富士戦後、師匠の二所ノ関親方から「攻撃の意識を持とう」と助言されたが、肝心の足がついてこなかった。秋場所で年間最多勝は決め、現在は69勝。日本出身に限れば97年の横綱・貴乃花(78勝)以来の年間70勝を目前に連日の足踏み。大の里は「しっかり反省したい」と絞り出した。
われらの誇りである「大の里」、今日からしっかり頼んまっせ!
0 件のコメント:
コメントを投稿