幕内の取組で大きな歓声と拍手が沸き起こるのは通常3回だという。力士が土俵に上がったときと制限時間いっぱいでいよいよ立ち合いの前、そして勝敗が決したタイミングだ。だが、大の里の場合はもう1回ある。懸賞旗の数に観客が驚き、「おおっ!」と声を上げて拍手を送るからだ。
| 今場所は15日間これだけ頂くことだろう |
先場所42本が懸かった11日目もそうだった。懸賞旗を手にした呼び出しが何度も土俵に上がる。「さすがにこれで終わりか」と思ったところでもう一回り。「大の里」の声援が一段と大きくなる。懸賞金は1本7万円で、手数料の1万円をのぞいた6万円が力士の取り分となる。番付は最高位となった大の里だが、懸賞金獲得数は天井知らず。初場所(1月)が1962万円、春場所(3月)は1644万円で、その後、夏場所(5月)2820万円、名古屋場所
(7月)2916万円と最多を更新し続けている。
昨日もズシリと手ごたえのある懸賞金の束を無造作に受けとった。これからも相当の期間になるであろう横綱の毎回の取り組みでガバッともらい続ける。津幡のとうちゃん、かあちゃんはその都度にっこりだろうなぁ。
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