SNSで詐欺の被害にあう人が急増中だという。県内では昨年1年間で15億円だったといい、今年は10月ですでに20億円を超えたという。なんだか眉唾のような話である。このような被害はどのように発生したのか事件の内容を良く理解する必要があると思い、記事をアップした。
金沢中署は17日、金沢市内で特殊詐欺が相次いで発生し、50~70代の男女3人が現金や暗号資産計約1120万円をだまし取られたと発表した。県警によると、今年県内で確認された特殊詐欺と交流サイト(SNS)を悪用した詐欺の被害総額は20億円を超え、過去最悪だった昨年1年間の15億1700万円を既に約5億円上回った。
県警によると、1~9月の被害総額は約19億3900万円に上る。特殊詐欺が164件(前年同期比78件増)で約9億3200万円(約7億3700万円増)、SNS型投資・ロマンス詐欺は105件(35件増)で約10億800万円(約2億5千万円増)だった。
特に増加が目立つのは、特殊詐欺の中でオレオレ詐欺に分類される警察官をかたる詐欺だ。9月末時点で63件、約7億4800万円とオレオレ詐欺の大半を占めている。10月も金沢中署や白山署管内などで被害が続き、総額は20億円に達した。
署によると、70代男性方に8月中旬ごろ、警察官や検察官を名乗る男から「暴力団員を逮捕したら、あなた名義の通帳を持っていた。犯罪に使われたスマートフォンもあなた名義で契約されていた」と電話があった。その後、無実を証明するため現金を引き出し、自宅で保管しておくよう伝えられた。男性は9月11日、指示通り自宅敷地内の車の下に現金約700万円を置いたところ奪われた。60代男性方には10月3日、大阪の通信事業者をかたる女や大阪府警の警察官を装った男から「あなた名義のスマートフォンに未払料金がある。捜査に協力しなければ逮捕される」などと連絡があり、時価約400万円分の暗号資産を送金した。
50代女性は、通信事業者の職員を偽る男らから70万円分の未払料金があると指摘され、支払いを免除するための費用をうたった架空料金請求詐欺で現金約20万円を詐取された。県警は、手口を知ることが詐欺被害防止の「抵抗力」につながるとし、SNSなども活用して注意を呼び掛けている。
しかし、被害者の皆さんはお金持ちが多いのには驚くばかり。自分もそれなりの金持ちだったら被害者の一人になるのだろうなぁ。
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