撮影が昭和41年となっているので、市電が廃止される直前の写真のようだ。
片町と言えば大和と宇都宮書店によく行ったものである。しかし、昭和36年4月から金沢を離れたので、その5年後となる。
この頃は全然気にならなかったのだが、二十数年後に金沢に家を建て永住を始めて気づいたことがあった。何かというと、大和の天井の低さだった。その大和は何年後かに香林坊に移転し現在に至っている。
こんな写真を見ると、中学や高校時代を思い出す。
住んでいた場所が小立野だったので、駅から市電に乗る場合は2番の電車。片町から乗る場合は野町から来る小立野行きの4番電車だった。4番プレートを付けた電車はボギーではない緑色の短くて揺れる電車だった。野町、寺町、金沢駅前の各方面行電車によく乗ったが、東金沢駅終点までは乗ったことがなかった。その路線の鳴和までは乗ったことがあった。
ということで、今日は市電物語でした。

0 件のコメント:
コメントを投稿