2025年10月28日火曜日

欧勝海入幕に拍手だ

欧勝海が初入幕した。年齢は24歳、ちなみに大の里は欧勝海の1年上。十両以来ずっと応援してきたが、いよいよ幕内になった。今後の活躍が楽しみ。
11月9日に初日を迎える大相撲九州場所。27日に番付が発表され、津幡町出身の欧勝海が新入幕を果たし、東の前頭16枚目に昇進した。
先場所、十両筆頭で9勝6敗と勝ち越しを決めた津幡町出身の欧勝海。

欧勝海の談話
「まずは嬉しいですね。新入幕に上がったので、やっとスタートラインに立てたと思うので、これからここで満足せずもっと上を目指してやってきたいですね。同じ津幡町に横綱がいるので、少しでも近づけるように頑張っていきたいです。」
相撲教室で横綱・大の里の1年後輩だった欧勝海。初土俵からおよそ5年半での幕内昇進となった。

がんばれ!応援してるぞ

欧勝海の地元津幡町では27日、祝福の懸垂幕が町役場に掲げられ、町出身の幕内力士が横綱大の里と2人に増えたことを関係者らが喜んだ。町欧勝海後援会長の矢田富郎町長は、会から欧勝海に化粧まわしを贈ったとし「8勝以上は挙げてほしい」と勝ち越しに期待を寄せた。
欧勝海の新入幕を祝福する懸垂幕(右)。
大の里優勝を祝う懸垂幕と並んだ=津幡町役場

矢田町長は、人口約3万7千人の町から出身者2人が同じ幕内の土俵に上がることに「他にないんじゃないか」と満面の笑み。贈った化粧まわしは、町の鳥である白鳥が青空を飛ぶ意匠だと説明し「白鳥は本人の希望だった。九州場所で着けてくれるだろう」と話した。年内に町内で贈呈式を行いたい考えだ。

欧勝海の父で、同町上矢田の温浴施設「やたの湯」を経営する深沢正人さん(58)は「これからがスタートだと思って、けがをせずに頑張ってほしい」とエールを送った。
かつて大の里と欧勝海を町少年相撲教室で指導した長井恒輝さん(33)は、「ずっと背中を追い続けた大の里の活躍が欧勝海の刺激になった」と感慨を込めた。秋場所で白星にちなみ白い大福を差し入れた髙倉製菓(同町加賀爪)の髙倉明社長(62)は「口数は少ないが、気さくな若者や。大の里よりも応援する」と話した。

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