2024年6月30日日曜日

朝市通りの焼け野原に残った泰山木

「朝市の所で『泰山木(たいざんぼく)』という木もあるんですよね。白い花が咲くっていう。切らないでと言う話もある。そこは朝市や本町商店街のみなさんの話を聞きながら遺構を残せるものは残せればいいかなとは思っています」と輪島市長の話があったという。
朝市通りに奇跡的に残った泰山木についての話しだった


公費解体が進む輪島市朝市通り周辺で今も凛と立ち続ける「泰山木(たいざんぼく)」。
持ち主は、隣接する漆器店だが、今回の地震で亡くなっている。
市は地域の人たちと相談しながら震災遺構として残せるかを検討するという。


輪島市長は、「花言葉が『前途洋々』という言葉でありまして今のところ生きているんじゃないかと言うんですけども、そこもきちっと調べながら震災遺構ということで残すべきものであればまた検討したいと思っている」と話された。

陸前高田市の1本松

陸前高田の樹齢173年、高さ27.5mもある奇跡の一本松は、残念ながら2012年5月に枯死が確認されたという。泰山木は長く残してもらいたいと思う。

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