2024年6月12日水曜日

エエッ、かなや が?

 湯涌のかなやが昨日閉館したという。何のまえぶれもなく驚いた。ここは5年前に子供たちが金婚式のお祝いをしてくれた場所なので「なんでや?」という思いで記事を読んだ。

新聞の見出しは
湯涌温泉「かなや」閉館 
「金沢の奥座敷」支え、91年で幕・・・となっていた。
昭和初期から営業を続けてきた旅館「かなや」が11日、閉館した。加賀料理と露天風呂を売りに石川県内外の客に親しまれたが、将来的な後継者の不在と建物の老朽化を見越し、91年の歴史にピリオドを打った。今後、土地と建物を購入した大阪の企業が新たな宿泊施設をオープンする予定だが、「かなや」の名称はなくなる見通しで、「金沢の奥座敷」を支えた老舗の看板が消えることを惜しむ声も上がる。

これは全く知らなかったかなやの歴史。
かなやは明治期に「北陸の鹿鳴館」と評され、当時の財界人らが通った金沢市尾山町の社交クラブ「金谷館」が前身。1933(昭和8)年、同町から湯涌にのれんを移し、旅館として開業したという。

たたむ理由は
 近い将来、築50年が経過した本館建物の老朽化対策も必要になるため、喜代子さんは「旅館がつぶれて湯涌の景観を邪魔する事態は避けたいと思い、早めにたたむことにした」という。

いい温泉だった
ま、閉館は惜しまれるが、大阪の業者が後継者となるようだから、全く消滅することはないようなので安心した。

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