数々の感動をもらったパラリンピックの幕が閉じた。車いすバスケットの決勝戦は手に汗握る激闘だった。リオで金メダルが一つも無かったパラ大会だが、今回は13個!東京だから頑張ろうと辛い練習に耐えてきた成果だろう。
大健闘した車いすバスケット アメリカに惜敗し銀メダル |
昨日の女子マラソンは道下選手が金メダル。二人の伴走者も素晴らしかった。日本選手が3人出場し5位入賞の藤井選手、そして日本選手団最年長の西島美保子(66)が8位だった。
浅草寺前は大混雑 |
金メダルに輝いた道下美里選手 |
西島選手はリオ大会にも出場したベテラン。自分と一回り年下でフルマラソン出場は尊敬しかない。しかし、何度も立ち止まっては、けいれんする足を伸ばしたという。国立競技場の入り口のフェンスにもたれて休息したもんね。リオデジャネイロ大会は脱水症状で棄権した悔しさを胸に、西島は「どうしてもたどり着きたかった。その思いで必死で走ってきた」と42・195キロを走り抜いた。
今にも倒れそうだったが完走したのだ |
鍛え上げられた肉体からは年齢を感じさせない。「5年越し」の目標を達成し「つらい練習もあったが、克服しながら頑張ってきた」。次なる目標を問われた西島は「ふふふ」と笑って答えた。「パラリンピックはこれで最後。今度は、楽しみながらいろいろな所を走りたいですね」。40代半ばで始めたというマラソン。まだ、立ち止まらない。そうか、パリは出ないんだね。いやはや感動の連続!脱帽の連続!
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