2021年9月9日木曜日

コロナ禍が及ぼすふたつの社会変化

「美川おかえり祭り」の担い手が変わるという。
白山市美川地区の伝統行事「美川おかえり祭り」は、長年運営してきた美川校下青年団に代わり、来年から青年団経験者らでつくる「美川おかえり祭りを守る会」が、祭り運営の中心を担うことになったという。青年団の団員の減少が続き、地元の誇りの祭りを継承していくため、運営体制を見直したとのこと。守る会や歴代の青年団長ら関係者40人が4日夜、地区内で集会を開き、決定した。

美川おかえり祭り
祭りは藤塚神社(美川南町)の春季例祭で、毎年5月に開かれる。青年団が中心となってラッパの音色とともに、みこしやきらびやかな台車が町中を練り歩く。新型コロナ禍の影響で、昨年と今年は、みこしなどの巡行は中止になった。青年団は美川地区の18〜25歳で作られており、1980年代には100人ほど所属していた。だが、進学や就職で県外に出る若者が増え、祭りへの関心も薄くなったことを背景に、団員の減少が続き、現在は十数人になった。2018年には、守る会が発足し、青年団の運営を支援してきたが、団員の減少に加え、新型コロナ関係でここ2年は巡行中止、運営のための経験不足も重なり、青年団中心の運営は困難と判断した。そこで、守る会が運営の中心になる打開策をまとめた。

守る会が青年団と今後の運営対策を協議(4日夜)

そしてコロナの影響がもう一つ、誰もが見たことがあるあのラバーマスクが生産中止になるという。

どなたの顔?

ハローウインでかぶっていた人いたなぁ

政治家のラバーマスクで知られる「オガワスタジオ」(さいたま市)が、今月末で注文を締め切り、年内で製造を中止するという。新型コロナウイルスの影響でハロウィーンなどのイベントが減り、売上高が6割程度に落ち込み、回復も見込めないと判断した。

トランプ氏のマスクを手にする田中社長(さいたま市で)
1905年の創業。ゴム風船などを作っていたが、約50年前からゾンビなどのキャラクターマスクを手掛け、90年代からは実在する人物のマスクも製造している。米国のトランプ前大統領を模したマスクは約2万枚売れるヒットとなった。
田中尚生社長(61)は「コロナ禍でとどめを刺された形だ。マスクをお持ちの方は、思い出とともに大切に保存してくれたらうれしい」と話している。

あと半年でコロナは収まると思うのだがなぁ・・・

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