東武日光駅で下車し駅前大通りを歩いていた時だった。一人の外国人が自分の前に立ち英語で話しかけてきた。まだ就職して2か月ほどで学生服を着ていたので、外国人は学生なら英語が話せると思ったのだろう。で、身振りで話せないことを伝えた。
その2年後だったか東京タワー観光を終え浜松町駅に向かう途中、また外国人が自分の前に立ちふさがって道を教えてほしいと乞われた。たしか、増上寺へ行く道はどこかと云うことは理解できた。で、自信がなかったが向こうのほうだと指さして教えたことがあった。後で増上寺の位置を調べて分かったのだが、指さした方向が間違っていたことに気づいて申しわけないことをしたと今でも反省している。
今朝の朝刊に、「救急ボイストラ、県内に広がり 4消防機関が導入 」という記事が目に止まった。
日本語でコミュニケーションの難しい外国人の増加を背景に、多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」を取り入れる動きが全国の消防機関で広がっている。石川県内では全11の消防機関のうち金沢市消防局と七尾鹿島、かほく市、内灘町の3消防本部が昨年度までに導入を終え、外国人の住民や観光客らを搬送する際に活用している。国もアプリの導入を推奨しており、今後普及が進みそうだ。外国人観光客が激増中 |
金沢市消防局が導入した「救急ボイストラ」(右)と独自の「金沢救急アプリ」=同消防局 |
金沢市消防局は2017年に救急ボイストラを導入し、独自開発の「金沢救急アプリ」と併用している。昨年は99人の外国人傷病者を搬送しており「救急は一分一秒を争う現場。翻訳可能な言語が多く、重宝している。金沢救急アプリと一緒に使うことで、隊員の安心感が増す」(警防課)とする。
訓練 |
東京消防庁でも訓練した |
この救急ボイストラがどんなものなのか調べてみようと検索したら、ボイストラという無料のソフトがあることが分かった。
スマホにインストールすればたちまち翻訳機となる |
数年前のボイストラより数段使い勝手が向上しているという。
こんなソフトが50年前にあったら間違った方向に指をささなくて良かったのに!とおもうのだが、今では小学生でも持ち歩いているスマホでも、そんな時代になったのはほんの数年前にしか過ぎない。
海外旅行に行く際にはボイストラをインストールしたスマホ持参で、現地に住む人とコミュニケーションが取れると思うが、どうなのだろう?
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