若者は無罪を主張したという。そんな馬鹿な・・・と思うが、道交法では運転中であることが要件。法令が「あおり運転」という行為を全く想定していないのだ。
裁判で加害者が主張する無罪となった場合、一般的社会通念と著しく乖離するため法の不備があらわになり法治国家の土台が揺らぐだろう。
若者がキレやすいという概念を持っていたので、ある記事を見て「ヘーッ、そうなんだ」と認識を新たにした。
もともと「キレる」という言葉は主に若者に対して使われてきた。しかし、「キレる」現象は高齢者にも見られることが指摘されるようになったという。『暴走老人』の著者、藤原智美はこのような老人を「新老人」と定義した。
老人特有のコミュニケーション不全を憂い、その原因を考察している。藤原は、「キレやすい」「奇妙な行動に突っ走る」高齢者のことを「新老人」と呼ぶことを提唱している。
過激なタイトルだなー |
なお、若者の場合と異なり、老人が「キレる」現象は認知症などの疾患が原因となっており、同一視すべきでないとの意見もあるのだとか。
2017年に法務省が発表した「犯罪白書」によると、刑法犯全体は減少する一方で、65歳以上の高齢者の犯罪は20年前の約20倍に増加している。また、JRや私鉄など34社による「鉄道係員に対する暴力行為」について同年の発表によると、加害者の年齢でもっとも多かったのは、なんと60代以上で、その割合は全体の23.3%を占めるという。私たちが噂で聞く「暴走老人」は、決して気のせいではないのだ。
治安が良く、人々のマナーもすぐれていると思われてきた日本で、なぜいま高齢者の暴走が顕著になってきたのだろうか? その問題について、高齢者の置かれた立場という観点から海外での事例と比較しながら論じるのが、『脱!暴走老人 英国に学ぶ「成熟社会」のシニアライフ』(谷本真由美/朝日出版社)という本がある。
元・国連職員として英国・ロンドンと日本を往復して暮らしてきたという著者はまず、日本の高齢者が置かれている状況を分析し、老人が孤独で苛立ちを募らせてしまう背景には、個々の性格や状況だけでなく、「日本の社会全体のあり方」が関係していることを指摘する。
日本は世界で最も高齢化が進んでいるにもかかわらず、いまだに施策は若い年代を中心としたものが多く、経済的にも社会的にも高齢者が疎外されていると警鐘を鳴らす。
後期高齢者となった小生としては、本当にそうかなと疑問符を付けたいが、2025年問題と騒がれるくらい急速に進む高齢化日本、現実にどんな問題が起きるかは想定困難だ。
「ひょっとしてホワイトハウスの住人に」
東京荒川 諏訪克己様 (評)謎解き川柳。時政を睨んで。そう米国のトランプ氏ですね。すごい勢い。ひょっとしたら。
何の事ない、アメリカにもいるじゃないか!
0 件のコメント:
コメントを投稿