2018年12月30日日曜日

サッカーとサクソフォーン

中学2年の孫は幼稚園時代からサッカーをやっている。その上の孫も幼稚園から中学卒業までサッカーをやっていたのだが、高校に入って部活を何にするか迷っていた。当然サッカーだろうと思っていたのだが、高校のサッカー部に入部する生徒はレベルが高く自分の居場所がないのだという。結局、弓道部に入部した。

小学生には当然部活がない。二人の孫はどうしたかというと、森本少年サッカークラブに入団した。少年サッカークラブの指導者は全てボランティアで、隣町の町会長もそのうちの一人だった。中2の孫は部員が足りなくてよその中学と合同で試合に出場している。1年生が部員ゼロだという。何故そんなことになるのかというと、高度な練習ができるサッカークラブに入団するからだという。


さて、このほど、高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の決勝が二十八日、東京都の味の素フィールド西が丘であり、ツエーゲン金沢U-15(北信越第一代表)はFC東京U-15深川(関東第三代表、東京都)に0-2で敗れた。県勢初優勝はならなかったが、準優勝は県勢過去最高。


金沢は19分に先制を許すと、試合終了六分前の74分にも失点した。14本のシュートを放った相手に対し、金沢は4本にとどまり、ゴールネットを揺らすことができなかった。
このツエーゲン金沢U-15というチームがサッカークラブの一つである。市内には5,6チームはあるのだという。
これらのチームに登録した選手は、中学の公式試合には出場できないという決まりがあるのだとか。おそらく親の意思も強く作用しているのだろうけど、入部ゼロのクラブがある中学生が可哀そうに思う。

もう一つ素晴らしいニュースがあった。
猛練習結実「将来はプロに」
白山市明光三の金沢錦丘高校二年の南貴也さん(16)が、二十六日に東京都で開かれた十九歳未満のサックスの全国大会「ジュニア・サクソフォーンコンクール」(日本サクソフォーン協会主催)で優勝した。プロのサックス奏者を目指していて「高校入学当初からの目標をかなえることができてうれしい」と喜んでいる。

コンクールはテープによる第一次審査があり、通過者が本選に出場して十五分以内で演奏する。南さんは本選でスウェーデンの作曲家ラーションの曲を演奏した。「緊張したが、やりたいことを出し切ることができた。楽しく演奏することができた」と振り返る。 


コンクールに出場するのは今年で三回目になる。二〇一六年は特別賞を受賞し、昨年は三位だった。今回は練習量を平日は四時間、休日は九時間とこれまでの倍に増やし「絶対に優勝すると強い気持ちで臨んだ」という。

正に毎日がサックス漬けである。地元の人間が多方面にわたり大活躍していることは心が踊る。。将来に向かって益々の発展を心から祈念したい。
 

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