2018年12月13日木曜日

2日目、日光とMM21どっちも4回目の見学

いつもそうだが、バスツアーの日程はハードである。今回も金沢駅出発がAM7;00、宿の到着がPM6;00頃。2日目出発はAM8;00だった。ツアーは毎日かなり歩く距離が長い。万歩計は8~9千歩がカウントされる。健康体であることが必須条件である。この日は気温が0℃前後と冷えたが快晴に恵まれた。バス座席は毎日変わる。前日はバスの中央付近の座席だったが、この日は最前部添乗員席の次だった。よって視界良好、快適なバスドライブが楽しめた。

鬼怒川温泉から日光東照宮までは30分程で到着する。駐車場からしばらく歩いて輪王寺門前の広場に出た。輪王寺は天台宗の門跡寺院である。明治初年の神仏分離令以後、東照宮、二荒山神社とあわせて「二社一寺」と称される。近世まではこれらを総称して「日光山」と呼ばれていた。現在、「日光山」は輪王寺の山号とされている。また、「輪王寺」は日光山中にある寺院群の総称でもある。

広場の一角に宝物殿があるが、この建物の裏に御霊殿という建物がある。この御霊殿は歴代天皇の位牌が安置されており、所管は宮内庁であり一般開放されていないのだが、今回旅行社が特に許可を得たということで、宝物殿の裏手に回った。
逍遥園という庭園を通って奥の御霊殿に向かった。

逍遥園 苔が風情を醸し出していた
御霊殿
初めての経験だったが、御霊殿の前で全員が頭を垂れ、お坊さんから「お祓い」のような儀式を受けた。建物内部には入れないが、中には天皇の位牌が並べてあるのが見えた。
次に向かったのは輪王寺。本堂である「三仏堂」は、平成32年度までの予定で約50年ぶりの平成の大修理中なのだが、既に仮設足場は両側に残すのみとなっており、来年3月には撤去完了となる予定なんだそうだ。

金堂の額 サイズ6畳間大もあるとか 
4年前になるが、この時は本堂全体が足場で覆われており、工事中の本堂内ほか屋根のてっぺんまで見学した貴重な体験がある。内部は写真撮影禁止のため写真がない。
至近距離から眺める三仏体は迫力があった。
見学が終わり次の目的場所東照宮に向かった。

鮮やかな色合いに修復された

御手洗殿
大理石造
一段と輝きが増した陽明門
やはり世界遺産だけあって素晴らしい建築物である
神輿の格納庫
格納庫の天井画が素晴しいが暗いので良く見えないのが難点
本殿入り口も新築同様になった
眠り猫の裏側はこうなっていた
眠り猫の左側通路から本殿に入った。本殿内は2回目、東照宮の故事来歴説明は巫女さんだった。本堂裏の祈祷所を見学して本殿を出た。
次は泣き龍の本堂へ。龍の顔の真下の位置だけ拍子木を打つと反響音が出る。

そこから20分程歩いて昼食場所兼土産物屋兼駐車場に向かった。
ここも前回来たところ。昼食は旅行社が選んだ場所だけに美味しかった。昼食後は出発時間まで土産物売場を徘徊した。
それから屋上の駐車場に行ってバスに乗り、次の目的地である横浜に向かった。
日光まで自動車道があるとは知らなかった。そのお陰で全て横浜まで自動車道を通行した。
インフラが整った!
羽田空港の手前 新幹線基地が左手に
運転手のお手並みも素晴らしい。都内をすいすい走行した。赤レンガ倉庫に到着。
平日というのにこの賑わい!特に若い女性が多いのだが、学生か?

店内大盛況!
倉庫と倉庫の間もクリスマスイベントとやらでごった返し
そしていよいよ憧れの「ヨコハマグランドコンチネンタルホテル」に到着した。
ここには建設工事中に見学で訪れた。例のないデザインに度肝を抜かれた場所なのだ。
開業が平成3年だという。平成元年あたりに工事現場へ行ったと思うのだが、年次ははっきりした記憶がない。
海を眺めながら入浴できる部屋は15万円と聞いて驚いたりもしたものだった。
ホテルロビー
10階宿泊部屋からの眺め 眺望絶佳!
部屋はゆとりあるスペースが確保され、バスルームの設備も広くて高級感が漂っていた。
個人的にはとてもこのようなホテルには予約不可である。旅行社の企画力と営業力によるのだろうなぁ。
さて、今回のメインイベントであるナイトクルージングへ。桟橋はホテル前の至近距離にあった。

出発直後のホテル景観
観覧車のネオンサインが素晴しい
クルージングは桟橋からベイブリッジ直前まで、そこからUターンしたのだが、それはそれは函館の夜景とは趣が違って建物群のきらめきが横と縦に広がっていて圧巻だった。
天候にも恵まれ、飛鳥Ⅱの出航にも遭遇した。期待していた以上のナイトクルージングの後、桟橋に併設されているレストランで夕食となり2日目が無事終わりを告げた。

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