2025年4月14日月曜日

母いわく、「わりゃあんな遠いとこ、よう行ったなと言われた」

幼い頃、母から聞いた言葉がある。それはタイトルに示した言葉だが、これは、海軍々人だった父が結婚して間もない頃に中国ハルビンに駐留していた ことから、奥能登宇出津から中国ハルビンへ遭いにいったという。幼い頃の話だからただフーンと云ったことを思い出した。

そんなことを思い出してハルビンは何処にあるか調べることにした。広大な中国の北部に位置していた。なぜ日本海軍がこんな遠い奥地に拠点を設けていたのか不思議に思う。幼い頃に親父のアルバムにスケートをしている写真があった。そこは極寒なので黒竜江という川が凍結するからスケートが盛んだったと語っていた。

現在のハルビン市街地

宇出津~ハルビンまで4千kmくらいか

地図を見て驚いた。二十歳前後の若い女が単身でよくぞ奥能登から門司、大連、ハルビンまで行ったものだと感心せずにはいられない。まだ存命しているならば103歳前後、若かりし母の行動力に舌を巻いた。

1 件のコメント:

海猫 さんのコメント...

宇出津からハルビンまで、当時女性1人でよくぞ行ったものです。勇気、行動力に肖りたい。
本日偶然誕生日で思わず投稿しました。
近所(珠洲市)に大正11年(1922)生で現在も積極的に俳句を詠んでいる男性103歳が居られます。
昭和51年生も今日から改めて頑張ります。感謝。