2024年7月12日金曜日

東雲主将の選手宣誓は全県民を勇気づけた

昨日から甲子園を目指す高校野球が始まった。開会式で七尾東雲高校主将の選手宣誓を聞いていたが、全く素晴らしい宣誓だった。聞くところによると、文章は野球部全員から意見を聞いて、それをまとめて作成されたという。高山昴主将が「地震で野球をすることはおろか、当たり前の生活が送れず余震の恐怖に耐える日々が続いた。全国からの励ましのメッセージや温かい支援にどれだけ助けられたことでしょう。ここからの使命は被災された人、支えてくれた人に勇気と希望を届けること」と力を込めた。何と素晴らしい選手宣誓なんだろうと思わず拍手した。

開会式

選手宣誓3年高山昂選手

昭和35年度の県大会では、旧兼六園球場で応援リーダーとして決勝戦まで、そして当時は福井の2県で代表権を争って見事初優勝を果たして、晴れの甲子園で応援の声を張り上げた。

あの時の熱い思い出が7月になると思い起こされる。

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