2023年7月3日月曜日

熊木川流域で今年も氾濫

七尾中島地区の熊木川は丘陵地の間を蛇行して、短時間で山の水が押し寄せる地形的特徴から、たびたび氾濫を繰り返してきたという。過去15年で7度目の氾濫となった今回も、金沢地方気象台の担当者は「集中して降った雨が支流から一気に熊木川に流れ込んだ可能性がある」と指摘した。




上流の中島地区の山間部では1日午前4時~8時半の間、1時間に20~30ミリの雨を降らせた雲がかかっていた。七尾市の午前6時15分までの1時間降水量は「激しい雨」に相当する31・5ミリを観測しており、熊木川の上流では同日未明、短期間に相当量の雨が降ったとみられる。

それにしても過去15年間で7回の洪水は異常といえる。洪水に耐える河川改修を急いでもらいたいものである。吾々が住むエリアでは、昭和40年前後に河川の氾濫があったものの、住宅地の被害が発生していない。町内を流れる柳瀬川の改修は十数年前に終えたので安心である。

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