その日本代表を選ぶ全日本大会(十月九日、東京)出場チームを決める石川ステージが十六日、金沢市内であった。十五チーム四十五人が、汗をかきつつ空き缶やたばこの吸い殻などを集めた。
1時間で拾い集め分別したごみの計量に臨む参加者ら=金沢市広坂のいしかわ四高記念公園で |
国内で二〇〇八年に始まった競技で、集めたごみの量や種類に応じて与えられるポイントの合計をチーム同士で競う。ワールドカップを主催する日本財団と石川テレビ放送が石川ステージを開催した。一チーム三人で、同市広坂のいしかわ四高記念公園の発着。走らず安全に行動するなどルールを守りながら周辺繁華街を一時間にわたり自由に回り、燃える・燃えないごみや吸い殻、ペットボトルなどを専用ごみ袋で集めた。参加者全員に拍手を贈りたい。
海洋プラごみ問題が深刻さを増している。全国つづ浦々の海岸は冬場が明けるとプラごみの山が連なる。先月にシニアクラブの旅行会で能登を巡ったが、福浦から巌門までの海岸線もプラごみがうず高く散らばっていた。
これはマナーの問題なのだが、近所の道路わきの田んぼには、たくさんのジュース等のプラごみが気の毒に思うくらい投げ捨てられている。日本人はモラルが良くなったと思っていたが、そうではなかった。すぐそばのバス停にも、定期的に吸殻を山のように捨てていく輩がいる。なにか妙案はないのだろうか。
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