2021年12月11日土曜日

3年ぶりに「鵜様」捕獲

気多大社の行事に鵜祭りがある。今月16日に催されるが、主役の鵜様が去年、一昨年と、七尾市の海岸で捕獲できなかったが、今年は3年ぶりに捕獲に成功したという。神前で駕籠から放された鵜の挙動で1年を占うという。この行事は2000年に国の重要無形民俗文化財に指定された「気多の鵜祭り習俗」の一環で鵜様道中といわれる、七尾から気多大社まで二泊三日の行程で仰々しく行なわれる。


鵜様が入れられた駕籠 鵜様は神になられた

明後日、二泊三日の鵜様道中に出発される

鵜様道中の解説
平安時代より続いているこの行事だが、毎年、鵜を捕獲する役割を担う鵜の獲部は一子相伝
だというのが驚きである。神事は16日、実際どのように執り行われるのか見てみたいと思うが、観光客はたぶん式場には入れないだろう。
ま、3年ぶりに捕獲できて今年はいい年になることを期待したい。

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