facebookの友達リクエストの二日後に9億円の遺産処分？

土曜日にfacebookに友達リクエストがあった。年配の写真は高齢の女性。すぐチャットでコンタクトがあった。茨木市に5才まで住んでいたが、両親が死去、孤児院で過ごし20才にオーストラリア人と結婚しオーストラリアへ。主人は金鉱会社に勤めていたが7年前死去。

何回かメッセンジャーでやりとりして、喉頭ガンで入院中、余命数週間、夫の遺産が9億円、これを孤児院や高齢者養護施設等に寄付したいから協力してくれと云う。あなたの報酬は30％なんだと。三億円近い金が入る？だから住所、氏名、メルアド、電話番号を連絡してほしい・・・と。

それを女房や娘に話すと、「詐欺や」と。半信半疑でネットで調べて見た。

ネットのケースは山のようにあった。犯人が逮捕されたケースでは、末期の喉頭がん患者を名乗り、慈善事業への寄付に手を貸してくれたら資金の20％を提供すると持ち掛けるメールを大量送信。患者を装った作り声で電話までかけて相手を信頼させ、前金の名目で現金を送金させてだまし取ったとされる。

詐欺師とのやりとり事例

当方の相手（高齢の女性）も不動産マネージャー。かつ、未亡人で入院中。死ぬ前に最後の願いを叶えるため手伝って・・・というのも同一文章内容だった。

自分自身は、個人情報を送信する直前に家族に状況を話ししたら「詐欺」と。相手を信じていた自分が情けなくなった。皆さん、くれぐれもご注意ください。